令和6年度 前期学術講習会「やってみよう運動鍼」参加報告
令和6年10月20日、セミナーパークにて島根県鍼灸師会会長の奈義良和真先生をお招きして、前期学術講習会「やってみよう運動鍼」を開催いたしました。「やってみよう運動鍼」は今回で2回目の開催です。参加人数は10人。「やってみよう」というテーマですので座学後、さっそく皆で実技練習です。奈義良先生は鍼管を使わず稔鍼法で鍼を刺入し、まったく無駄のない動きで実技を披露してくださいました。
運動鍼は主に筋肉、関節の可動域を広げ痛みを和らげる方法だそうです。前屈が苦手な受講生のふくらはぎに運動鍼を行うことで前屈が深くなったり、首の動きが悪い受講生に運動鍼をすることで動きや痛みが取れたりと、とても変化がわかりやすい手技に受講生からも様々な意見や質問が飛び交い熱い講習会になりました。
~参加者の声~
・臨床のイメージが湧き、大変参考になった
・明日から直ぐに使える内容で、とても良かったです。
・とても良かった
・実技が多く、すぐに臨床に活かせる講習会で良かった
・講習会お世話になりました。理解しやすく、即効性のある手技で興味深く大変為になりました。この度は実際の参加ができず残念で、先生の講義はいつか会場で受けたいと思っております。ありがとうございました。
・新しい学をいただきました。自分の身体が変わるので興味深いものでした。
また、円皮鍼を使った美容鍼など興味深いお話も聞くことができ、充実した時間を過ごすことができました。
~円皮鍼を使った美容鍼を受けられた方の感想~
一つ一つ針を貼っていただいていたら顔が軽くなって、眼の周りの痛みが軽くなり、目が開いてきました。目を開けるために頭痛らしき物があったのですが感じなくなりました。
この度、運動鍼を学ばれた先生方は、ぜひこの技術を活用してみてくださいね。
学術講習会では自分の施術スタイル以外の技術にも触れてもらうことで、臨床のヒントになるよう活動してまいります!